ミッション
コトバノアトリエは、若者たちが未来に希望を持てる社会を創る非営利団体です。

東京には全国から夢や目標を持って上京して来たたくさんの若者がいますが、彼らの多くが、実は家賃や生活のためにアルバイトして、心が折れていく日々を過ごしています。時給900円で、1日8時間働いて7200円。月20日働くと144000円。手取りで12万円弱。その中から家賃、水道・光熱費、通信料の支払いで約8万円。そして、手元に残った3〜4万円を食費、交通費、衣服、生活必需品の購入などに充てています。

ところが、例えば漫画家を目指すのであれば、本や漫画を読んだり、映画や芝居を観たり、画材を買う必要があります。デザイナーを目指すのであれば、衣服を作るための素材、デザインや色彩の勉強のために、さまざまな専門書などを買わなくてはいけません。つまり、夢や目標のために努力すればするほど、生活が圧迫されていきます。またアルバイトにしても「もっと時間を減らしたい」というが若者たちの本音でしょう。

18歳から30歳ぐらいというのは、将来のために何かしらの専門性を身に付けるべき大事な時期です。そんな時期に、せっかく想いを持って上京した若者が、生活のためのアルバイトで疲弊し、いつしか夢をあきめていく。ある者は社会のレールから足を踏み外していく。そんなデススパイラルに対して、若者向けの低家賃住宅とインキュベーションサービスをセットで支援する取り組みは、おそらく今までになかったものです。

若者は日本の未来です。

私たちは若者向けの低家賃住宅とインキュベーションサービスの普及を通じて、彼らの挑戦と成長を支援し、若者たちが未来に希望を持てる社会を実現して参ります。

★コトバノアトリエは、中学生や高校生を対象にした小説教室等の運営を通じて、次世代を担う若者たちの健全育成を目的に2002年3月に設立されました。約4年間のボランティア活動の後、継続的かつ自律的な活動を目指すために事業型NPOへの組織転換を図り、「若者たちが未来に希望を持てる社会を創る」ことをミッションに再出発。現在は、若者に「安価な住宅」と「成長を後押しするサービス」をセットで提供する「トキワ荘プロジェクト」、ニートによるニートのためのインターネットラジオ局「オールニートニッポン」、若者のニート・フリーター化を防ぐ「日本中退予防研究所」などを運営し、若者たちの「働く」「学ぶ」「繋がる」を良くするための活動に取り組んでいます。
 
2007年8月発売 雨宮処凛/祥伝社 税込798円 コトバノアトリエの本
雨宮処凛の「オールニートニッポン」 (祥伝社新書)

「ネットラジオのパーソナリティの打診があり、そのタイトルが『オールニートニッポン』だと知った瞬間『これはやるしかない!』と即決した。ノーギャラ、しかもスタッフ全員が生粋の、もう純度100%のニート、もちろん未経験者ばかり…」。というわけで、フリーター400万人、ニート100万人といわれる現代、彼らの本音、主張をわれらが姐ゴ・かりんがひきだしていく。ゲストも多彩で、彼女の“大好きな人”ばかりが登場する。対談あり、鼎談あり、座談ありで、日本の病巣を鋭く抉っていく。「役立たずだって貧乏だって、ニートだってフリーターだってホームレスだって、生きていたっていいじゃん。存在していていいじゃん」―本書は語る。

[目次] 1章 ニートになるのが健全だ;2章 意図された若者の貧困化・難民化;3章 同時多発一揆を起こそう;4章 フリーターの希望は“戦争”か?;5章 私がニートだったころ
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